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2024.07.24

取材

BayWa r.e. 日本での新たな再生可能エネルギー事業への取り組みとエネルギービジョン

★環境PR取材★

BayWa r.e. Japan株式会社
 BayWa r.e. Japan株式会社は、再生可能エネルギーの分野で革新的な取り組みを行い、日本市場で事業を展開している。今回は、BayWa r.e. Japan株式会社の代表取締役社長、大浦徹也氏に同社の取り組みや今後のビジョンについてお話を伺った。

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代表取締役社長 大浦徹也氏

日本市場における再生可能エネルギー事業を拡大

 再生可能エネルギーの普及に取り組むBayWa r.e.は、日本国内での事業展開において新たな進捗を三つ発表した。

  • 神戸市の太陽光発電所の商業運転と重要なマイルストーンの達成

 BayWa r.e.は、兵庫県神戸市に位置する50MWの太陽光発電所で商業運転を開始し、日本の再生可能エネルギー市場における重要なマイルストーンを達成した。この発表は、同社が日本における再生可能エネルギー事業の拡大において着実な進展を遂げていることを示している。

  • 電力購入契約の強化とNSGグループとの長期契約

 BayWa r.e.は、日本の企業向け電力購入契約(PPA)分野での活動を拡大し、再生可能エネルギーに関心を持つ潜在顧客との協議に注力している。最新の成果として、日本板硝子株式会社(NSGグループ)との長期契約を締結し、BayWa r.e.が運営する太陽光発電所からの電力の90%を25年間の固定価格で購入されることが決定した。この取り組みは、日本市場での持続可能なパートナーシップの強化に向けた同社のコミットメントを示している。

  • 宮崎県都農町でのプロジェクトファイナンス融資と太陽光事業開発活動の強化

 さらに、BayWa r.e.は宮崎県児湯郡都農町における8MWの太陽光プロジェクトに向けたプロジェクトファイナンス融資に関して、オリックス銀行と合意した。これにより、日本国内の太陽光エネルギーの普及が一層進展することが期待される。

BayWa r.e.のエネルギービジョン

 大浦氏によると、最近では太陽光や風力発電だけでなく、電気を蓄えることも重要と考えているという。太陽光や風力などの再生可能エネルギーは天候や自然条件によって安定的な発電が難しいという課題がある。しかし、蓄電池を使うことで、太陽光や風力で作った電気を貯めておき、必要な時に使うことができる。これにより、再生可能エネルギーをもっと効果的に使うことができるだろう。

 BayWa r.e. Japanでは、再生可能エネルギーを広めるために、あらゆる方法を模索し続けている。太陽光や風力発電、蓄電池の導入などを組み合わせることで、持続可能なエネルギーの安定供給を実現し、未来の社会に貢献して行きたいと考えているそうだ。

太陽光パネル
太陽光パネルの例
太陽光パネル

再生可能エネルギーへの想い

 BayWa r.e.では、“r.e.think energy”(エネルギーを考え直す)をモットーに掲げ、エネルギーについて改めて考えることを呼びかけている。時代が進むにつれて、アプローチの仕方も変わるかもしれないが、根本的な目標は変わらず、再生可能エネルギーを広めていくことだという。再生可能エネルギープロジェクトを進めるに当たっては、地域社会と協力しながら進めることが不可欠だという。周辺地域の住民の懸念に対応し、景観や安全性、特に土砂崩れなどのリスクに対する対策を講じることで、地元住民との信頼関係を築くことが重要である。プロジェクトの計画段階から運営に至るまで、全ての段階で地元や関係機関と連携を図りながら進めることで、持続可能なエネルギーソリューションを提供している。

 石油やガスなどの従来型エネルギーに代わり、再生可能エネルギーを可能な限り普及させることが地球を守るために必要だと考えているようだ。大浦氏は、「私たちは再生可能エネルギーの浸透に尽力し、ユーザーにもどのエネルギーを使うべきかを考えてほしいと訴えています。再生可能エネルギーの普及が可能な地域や国において、世界中でその普及に努めることがBayWa r.e.の姿勢です。」と述べた。

大浦徹也氏と太陽光パネル.jpg
代表取締役社長 大浦徹也氏

【BayWa r.e. Japan株式会社】

HP: https://www.baywa-re.jp/ja/

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