タイガー魔法瓶 小学校で“水筒”をテーマに特別出張授業を実施
★環境PR取材★
タイガー魔法瓶株式会社
タイガー魔法瓶株式会社は、2024年7月4日(木)に、学校法人大阪初芝学園はつしば学園小学校にて、身近な“水筒”をテーマに、プラスチックごみ削減やSDGsについて学ぶ特別出張授業を実施した。
サーキュラーエコノミー推進担当 南村紀史氏
地球環境を考えるきっかけを
2024年度に開始した「タイガー魔法瓶マイボトルでSDGsプロジェクトfor School」の一環として、これからの未来を創る子供たちに、マイボトルの使用や魔法瓶リサイクル活動を通じて、地球環境や温暖化について考えてもらうことを目的に特別出張授業を実施している。子供たちが早い段階で「マイボトルのサステナブルアクション」に触れることで、より多くの選択肢を持てるようにするため、小学4年生を対象に行われた。
タイガー魔法瓶のサーキュラーエコノミー推進担当、南村氏は、未来を担う子供たちに対して次のように期待を寄せている。「子供たちはこれから長い時間地球で過ごすことになります。少しでも地球環境に貢献できるようなアクションをとってもらえればという思いで、この授業を実施しています。」と語った。
環境問題は自分事に
環境問題を子供たちに考えてもらうことについて、南村氏は「SDGsなどの情報が子供たちに入ってくる中で、どれだけそれを自分事にしてもらえるかが大事です。自らアクションを起こすことで、より自分事として感じてもらえると考えています。」と述べた。タイガー魔法瓶では、環境問題を自分事として考えてもらうために、使用済み水筒(ステンレス製ボトル)の回収と再資源化を行っているという。回収箱(タイガー魔法瓶製ボトル以外も回収可能)に使用済みボトルを入れるという行動をすることで、ボトルがどうなるのかその後のことを考えるようになるという。自らの行動が環境にどのように影響を与えるのかを自分事として意識することに繋がるというわけだ。
使用済みステンレス製ボトル回収ボックス
子供たちの学びと感想
授業では、プラスチック削減や地球温暖化について様々なトピックが取り上げられ、最近の話題であるパリ五輪についても触れられた。2024年のパリ五輪では「使い捨てプラスチックのない大会」を目指しており、大会では使い捨てプラスチック容器の使用が禁止されているという。また、環境問題に関するクイズを交えながら、子供たちはSDGsについての知識を楽しく深めていった。授業の中で学んだ、プラスチック削減のためのマイボトルの重要性を理解した上で、「使いたくなるマイボトル」を各自で考えるワークにも取り組んでいた。さらに、水筒や魔法瓶の構造がわかるモデルやタイガー魔法瓶が取り組むマイボトルのリサイクル展示物の閲覧もでき、子供たちは実際に展示物を手に取ったり、触ったりしながら学び、リサイクルの仕組みについて理解を深めることができただろう。授業を受けた子供たちは、「授業が面白かった。」「水筒を普段から使っている。」「壊れるまで使いたい。」などと様々な感想を寄せた。
クイズに参加する子供たち
水筒由来のリサイクル原料に触れる子供たち
マイボトルをリサイクルするため回収ボックスに入れる様子【タイガー魔法瓶提供】
ワークシートに取り組む様子【タイガー魔法瓶提供】
教育の重要性
環境教育について、はつしば学園小学校の江川校長は、教育界全体で取り組むべき重要な課題であり、特に小学生の段階から学び、体験することが必要だと強調した。幼少期の記憶が長期的な影響を与えるため、大人が子供たちにそのような機会を提供することの重要性を訴えた。
SDGsや環境問題について学ぶ機会を子供へ作ることは、社会全体の責任であると言えるだろう。地球の未来を担う子供たちに、持続可能なライフスタイルや環境保護の重要性を教えることで、次世代が直面する課題への備えを作り出すことができる。子供たちは、これからの社会の中核を担う存在であり、正しい知識と意識を持たせることが、未来の地球を守るために必要不可欠だ。そのためには、教育機関だけでなく、企業やコミュニティが協力して、具体的で実践的な学びの場を提供することが求められている。例えば、タイガー魔法瓶のように、身近なアイテムを通じて環境問題に関する知識を深め、行動に移すきっかけを与える活動は非常に有意義だ。子供たちが自ら考え、行動する力を育むことが、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となるのではないだろうか。
【タイガー魔法瓶株式会社】