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press release

2023.02.17

成田国際空港内に段ボールアーティスト島津冬樹が空間デザインを手がけるコンセプトストアがオープン

Sustainable Market

合同会社Snowisland9

株式会社NAAリテイリングの展開する、第1ターミナル「Fa-So-La TAX FREE AKIHABARA南ウイング」
内にある一角に新たにサスティナビリティーを意識したコーナーが新設され、
空間デザインを島津冬樹が主宰するCarton Studioが行いました。

成田国際空港内に新設されたSUSTAINABLE MARKET(サスティナブルマーケット)は

「日本から世界に飛び立ってほしい
サステナブルな商品を選りすぐり、
未来にやさしいお買い物を」

をテーマに展開する新しいコーナーになっています。

段ボールと木を組み合わせた什器
コルトンボードに世界の段ボール図鑑

段ボールと木を組み合わせた什器、コルトンボードには世界の段ボール図鑑、壁面には世界中から集めた物が散りばめられている

SUSTAINABLE MARKETロゴ
SUSTAINABLE MARKET ロゴ
什器の製作過程
バナナの段ボールを使った什器の製作過程
世界中から集めたペットボトル
世界中から集めた段ボール

コルトンシートに出力されるCARDBOARDS AROUND THE WORLDは世界38カ国を周って集めた選りすぐりのコレクションを見ることができる。

空間は廃棄された段ボールと木を組み合わせた什器や、
世界中から集めた段ボール、ペットボトル、ビニールといった写真で構成され、 「旅」と「サスティナブル」を感じる空間になっています。

島津冬樹 / Carton Studio(合同会社Snowisland9代表)コメント
「私は10年以上かけて世界中の捨てられた 段ボールを拾い集めてきました。 それは時にコレクションであり、 時に他のものへと生まれ変わらせています。 私は旅がきっかけで、 捨てるものへの考え方が変わりました。 現地で飲んだペットボトルだって、 辺境のスーパーでもらったビニール袋だって 思い出を掘り起こしてくれるきっかけになります。 どんな些細なゴミでも 大切なものに生まれ変わるとわかったのです。 そんな思いを込めながら、 この場所を考えてみました。
空港という特殊空間なので課題はたくさんありました。自分にとっても新しい挑戦が待っていました。約1年がかりでしたが、空港好きの僕にとってはたまらなく楽しかったです。是非旅の途中にお立ち寄りください。」

株式会社NAAリテイリング コメント
世界の玄関口である成田国際空港から、日本ならではの「サステナブル」を発信したく、SDGsに寄与する商材の展開を検討していたところ、島津さんの作品や取り組みに関する記事を拝見したことがきっかけとなり、本企画が実現しました。「SUSTAINABLE MARKET」は、商品のみならず、空間としてSDGsが発信できる場となっております。オープン時には、島津さんの制作されたお財布やカードケース等を中心に展開いたしますので、商品ラインナップや今後の展開に是非ともご期待ください。

【場所】
成田国際空港第1ターミナル南ウイング3F ※出国審査後エリア
「Fa-So-La  TAX FREE AKIHABARA南ウイング」
【日時】
2月15日よりオープン
(2月14日プレオープン)
【関連URL】
Carton Studio
https://carton-f.com/
株式会社NAAリテイリング
https://www.fasola.jp/

島津冬樹
1987年生まれ。多摩美術大学卒業後、広告代理店を経てアーティストへ。2009年の大学生在学中、家にあった段ボールで間に合わせの財布を作ったのがきっかけで段ボール財布を作り始める。 2018年自身を追ったドキュメンタリー映画『旅するダンボール』(監督:岡島龍介 / 配給:ピクチャーズデプト)が公開。SXSW(米)でのワールドプレミアを皮切りに日本でも全国ロードショー。HOT SPRINGS DOCUMENTARY FILM FESTIVAL(米)やNIPPON CONNECTION FILM FESTIVAL(独)といった各国のフィルムフェスティバルで高い評価を得る。他方で上海デザインフェスティバルなど、中国のアート・環境系のイベントに多く招聘されている。著書として「段ボールはたからもの 偶然のアップサイクル」(柏書房) / 「段ボール財布の作り方」(ブティック社)がある。

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