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2024.08.21

取材

持続可能な未来へ 株式会社マクニカにて勉強会「無駄なく電力を使うエネルギーマネジメントの必要性」と取り組み

株式会社マクニカ
 株式会社マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニー。

 6月18日(火)、株式会社マクニカ本社ビルにて、「無駄なく電力を使うエネルギーマネジメントの必要性」というテーマのもと、メディア向け勉強会が行われた。

サーキュラーエコノミー部 部長 脇坂正臣氏

サーキュラーエコノミー部 部長 脇坂正臣氏

エネルギーの未来

 地球温暖化の主要な原因である二酸化炭素の削減に向けて、脱炭素の動きが世界で活性化している。二酸化炭素の削減は気候変動を抑制するために不可欠であり、世界各国がこの問題に取り組んでいる。その中で、エネルギー分野における変革は最も重要な課題の一つとされている。従来の化石燃料依存型のエネルギー供給が地球温暖化を進行させている現状を踏まえ、脇坂氏は、化石燃料の使う・捨てるからの転換を加速し、再生可能エネルギーの作る・貯める・使うに変化させていくことの重要性を訴えた。その上で、エネルギーの地産地消の重要性とエネルギーの自家発電自家消費へのシフトの必要性を強調した。

マクニカの「作る・貯める・使う」エネルギーサービス

株式会社マクニカはエネルギーの「作る・貯める・使う」を実現する革新的なサービスを紹介した。

  • ペロブスカイト太陽光電池

 太陽光発電で電気エネルギーを作る、次世代のプロブスカイト太陽光電池は、薄くて軽く、曲げることもできる。日本政府も技術開発に大きく力を入れている。重量はシリコン系太陽電池より100分の1で材料費も半分だが発電率はシリコン系太陽電池と同程度。担当者は、「薄くて軽い、プロブスカイト太陽光電池は、通勤カバンに取り付けるなど色々な場所への用途が期待できる」と語った。

  • サーキュラー蓄電システムsoldam(ソルダム)

 電気エネルギーを貯める、サーキュラー蓄電システムsoldam(ソルダム)は、100%リサイクルが可能な鉛蓄電池である。一般的なリチウムイオン蓄電池に比べ、約3分の1の価格であり、発火などの心配がないという。蓄電池は、再生可能エネルギーの不安定性を補完し、安定した電力供給を可能にする。

サーキュラー蓄電システム soldam(ソルダム)

サーキュラー蓄電システムsoldam(ソルダム)

  • エネルギーマネジメントシステム Kisense®(キーセンス)

エネルギーを効率的に使うためのエネルギーマネージメントシステム「キーセンス」は、電気・ガス・水道など各種エネルギーデータを環境に合わせたセンサーを取り付けることでエネルギーの使用を最適化し、無駄を減らすことができる。

自家発電自家消費都市のイメージ図

自家発電自家消費都市のイメージ図

勉強会を通して

 株式会社マクニカが紹介した革新的なエネルギー技術は、私たちが直面する気候変動への課題を克服させる重要な一歩ではないだろうか。そしてこの勉強会は、エネルギーマネジメントの重要性とその未来について深く考えさせられるものだった。持続可能なエネルギー利用の推進は、私たち社会全体の責任である。未来の世代へ今ある地球を残していくためにも、私たち一人一人が行動しなくてはならないと改めて感じさせられた。

勉強会の様子

勉強会の様子

【株式会社マクニカ】 HP: https://www.macnica.co.jp/

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